ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

2007年04月30日

楽しい昼食 アイラの思い出

クリスティーンさんのアパートへ。
こじんまりとしたお家。家の前は手入れのされた芝生。

部屋には、黒猫が待っていました。
ネコちゃんの名前は「SUSHI!」「すし・・・寿司!?」

二人で笑う。
リビングに案内され、会話が続きます。
「あなたはバーテンダー?」
「お菓子を作っています。」
「お菓子!いいわねぇ。」
簡単な英語で話します。

それから、クリスティーンさんが会った日本の有名バーテンダーさんの話を聞く。
私はあまり詳しくないけれど、大勢の有名なバーテンダーさんが彼女の友達になっているみたいだ。写真をたくさん見せてくれる。

そして、ボウモア蒸留所の話からサントリーの話、日本へ行ったときの話…。とても楽しい話の時間が続いた。怪しい着物姿の写真のクリスティーンさんの笑顔は、とても素晴らしかった。

話の端々から、「ボウモア」というお酒にとても誇りを持っている彼女の気持ちが伝わってくる。なぜ彼女がクビになってしまったのか、本当の理由は私にはわからない。

でも、彼女にとって遠い日本のウィスキー好きの友人がたくさんできたこと、彼らに自分が生まれ育ったアイラ島の素晴らしさや、ボウモアの素晴らしさを伝えられる立場にいたことが、何よりも彼女のアイデンティティーであり、存在理由であったのだろう。それを失ってしまった寂しさも同時にとてもよく理解できた。

途中、昼食のサンドイッチを作ってくれて、二人とネコ一匹の昼食。乙な味。なにやら秘伝のソースがポイントのこと。

明日の予定を特別していないことを伝えると、また笑われてしまった。
親切に、ラフロイグ、アードベッグ、ラガブーリンへ電話して、明日のツアーの予約までしてくれた。

このあと、フィンランドに新しい蒸留所をつくるプロジェクトのメンバーと会う予定とのこと。
夜、ロッホサイドホテルで夕食をするので、その後飲みましょうよ!とのことになり、再開を約束して彼女の家を後にした。スシが見送ってくれた。


  

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2007年04月28日

クリスティーン宅へ

ボウモアを見学した後、すること無いので街をブラブラ。



・・・明日の宿を探さなくては。
三島のBAR YUMOTOの湯本夫妻から紹介された「ボウモアハウス」を探すことに。



しばらく歩いていると、あっけなく発見。
一度ハーバーインに戻り、託された手紙を持って訪問。



The Bowmore House Bed & Breakfast

3 double en-suite bedrooms
2 twin en-suite bedrooms

Address:
Shore Street Bowmore Isle of Islay
Argyll & Bute PA43 7LB
Scotland

Telephone: 01496 810324
Fax: 01496 810764
E-mail: bowmorehouse@aol.com


奥さんのMavis さんが玄関に出てくれて、日本から来たこと、昨年アイラ島で結婚式を挙げた二人の友人であることを伝え、手紙を渡す。すぐに思い出してくれたよう。

旦那さんのIan イアンさん(ミスター・ビーンが太ったらそっくり?)を呼び、リビングに通してくれた。大型液晶テレビのある豪華なリビング。昨年の結婚式、奥さんのお母さんが自宅の庭の花をブーケにしてくれたことなど、話が弾む。明日の予約を聞いてみたところ、1部屋だけ空きがあるとのこと。一番ゴージャスな部屋でちょっと高め。予算オーバーだったが、お願いすることに。

コーヒーを頂いて、私の旅の目的などを話していると、ボウモア蒸留所の話題に。
実は、クリスティーンさんが従兄弟とのこと。人員削減でクビになってしまったこと。そして、彼女がとても元気をなくしてしまっていることが話しに。

「これから何か予定があるの?」と聞くので、「ノースケジュール」というと
二人とも笑っていたが、クリスティーンに会いに行かない?とのことに。

思いがけない提案に、「いいですよ。」と答える。
早速電話をしてくれて、手書きの地図を渡される。
ホテルに戻って、お土産用にもってきたカステラと緑茶を持って訪ねることにした。



サークルチャーチのあたりを歩いていると、「ハーイ」と呼びかけるにこやかな、どこかで見たことのあるおばちゃん。

「アイアム、クリスティーン!」「ナイスツーミーチュー」

みたいな会話をして、クリスティーンさんの自宅へ案内される。
なんだか、はじめてのスコットランド旅行にして、思いがけない方向へ・・・。


  

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2007年04月27日

BOWMORE SKY

見学後、ショップに戻る。
12年をグラスに注いでくれた。「中庭でゆっくりしていってね。」とヘザーさん。

お言葉に甘えて、中庭に出て、海を見ながら12年を試飲。





綺麗な青空。風も穏やかで、波音も静か。・・・どれくらいの時間だろう、ぼけ~。





そういえば、ツアー・ガイドは、あの有名なクリスティーンさんがしているものと思っていた。彼女は今日、お休みなのかな?と、ボウモアを飲みながら、少しがっかりする。  

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2007年04月23日

ボウモア ポットスチル




いよいよポットスチルへ

 

スプリングバンクのものより、いくぶん大きい。玉ねぎ型?
そのネックには、ボウモアのシンボルマークが。



そして、今蒸留の真っ最中。熱が伝わってくる。
まさに、「命の水」が生まれている音がする。
泡が気体となって、立ち昇っていく。



ミドルカット
どこも、金ピカである。



ウエアハウスへ向かう途中、仕込み水が勢いよく流れ込んでいる。
ピートに染まった褐色の水。





ひっそりと眠る樽たち。
さすがに、潮が入ってくるような感じはしませんでした。



壁が黒ずんでいるのは、樽から蒸発するアルコールのせいだとか、ちがうとか。

合理的な設備と、昔ながらの伝統。そして、時が流れ、この島の自然に抱かれながら熟成されていく。
すばらしい「命の水」だなぁと、素直に感動しました。  

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2007年04月20日

個人レッスン① ボウモア蒸留所ツアー

ちょうど10:00からのツアーに参加。
参加者は私だけ~。
スプリングバンクでは、ツアーの内容がほとんどわからず、うんうん頷いていただけ。
しか~し、マンツーマンの個人レッスンとなると・・・汗。

正直に、「I can’t speak English!」と英語が話せないことを告白。
すると、笑顔で「ゆっくり話しますね。」と話してくれました。案内人は名前は、ヘザーさん。



フロアモルティング。ぬれた麦のにおいがします。



すると、「あなた、ためしてみて!」と鍬を手渡されます。
靴のままでよいのか?と聞くと、「土足でOK」とのこと。
なんだか、気持ち悪いままフロアモルティング初体験~。

ずしりと、麦の重さが鍬に伝わる。
えっしょ、えっしょと、野球場マウンド整備のように鋤を引くのだが、
想像していた以上に重い~。巨人の星を歌いたい気分だ。

一往復すると、けっこうへばってしまうぐらい。
ヘザーさん、笑っています。



続いて、ピートを焚く釜へ。



ピートが燃える炎を、じっくりと眺める。じわっと暖かい。


そして、その釜の上がキルン。
その特徴的な煙が、大麦を燻蒸する。

ここまでの伝統的な仕込みをする蒸留所は、限られているようで、
実際はモルトスターといわれる業者から、仕入れてしまうようだ。
そういう蒸留所の見学ツアーは、いきなりこの後の行程からスタートします。
いきなり、ミル・マシーンの説明から始まってしまうのです。



マッシュタン



ウォッシュバック

ボウモア・ビアーですね。



ボウモアでは、各工程をしっかり行っていることが伝わる。

案内のヘザーさん、私が日本人だからか、写真撮った?としきりに笑いながら聞いてくる。きっと日本人ツアー客は、蒸留所の中もバシバシ写真撮るんだろうなと思い、苦笑いをする。  

Posted by つきくま at 21:31Comments(6)TrackBack(0)

2007年04月14日

ボウモア蒸留所ツアーへ

簡単に洗濯をしてから、ボウモア蒸留所へ行ってみることに。

ハーバーインからは、歩いて1分!

なんとなく、要塞のような外観。威圧するわけでもなく、かといって伝統を押し付けるわけでもなく。
キルンの形って、なんとなく東洋人には愛着のある形だと思いませんか?



見学ツアーは、ちょうど10:00からスタートするとのこと。



蒸留所は、外観を白いペンキで塗られていることが多く、青い空と白いその外壁のコントラストがとても好きです。

スコットランドの国旗のコントラストと同じシンプルな美学。日本の赤と白とは違った良さですね。

「BOWMORE」という文字が、とてもまぶしく見えました。



ボトルのシンボル、カモメがたくさん飛んでました。
「ボウモア」の意味は「カモメ」だったかな?と、その時勘違いするぐらい。
カモメの鳴き声は、世界共通でした。

・・・いよいよ、アイラ島での見学ツアーが始まります!

  

Posted by つきくま at 07:09Comments(4)TrackBack(0)

2007年04月12日

散歩。

スコットランド3日目。



朝飯前の散歩にて。
7時過ぎでも車や人通りはほとんど無くとても静か。サマータイムだからかな?

聞こえるのは、波の音だけ。




  

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2007年04月11日

アイラの朝ごはん。

6:30 起床。朝日が出ている。風は強いが、きれいな青空。



散歩をしてから、朝食はスコティッシュ・ブレックファーストをオーダー。

フレッシュで特徴的な香り。そしてたくさんの肉。もう日本人にとっては夕食並みだね。



昨日と同じ窓際の席での楽しい朝食。海が本当に綺麗だ。

ハーバーインは、こぢんまりとしたホテルだけど、スタッフの笑顔が最高!
(唯一オーナーのおじさん?だけちょっと無愛想かな。)



食後は朝のコーヒーをラウンジで。綺麗過ぎる海。

今日はアイラ1日目!予定は・・・何も考えてませーん!
さて、ボウモア蒸留所を見学した後、何しよう?
とりあえず、ゆっくりコーヒーを飲みながら・・・。

  

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2007年04月09日

悪霊や亡霊も

The Square広場からRound Churchを眺める。
1767年の創建といわれ、円形のとてもユニークな建物。「悪魔が隠れる場所を無くすため」という名目で柱を無くし、実は柱の陰に隠れてお布施を逃れようとした人を無くしたかったという民話は有名。



この島に、もし悪魔や亡霊がいたとしても、隠れる場所は絶対決まっていると思う。

ボウモア・ラフロイグ・アードベッグ・・・

毎晩、天使と一緒に仲良く「エンジェル・シェアーで酒盛り」をしていることだと思う。
お昼は二日酔い。だから島はいつも平和なんだろう。



ほのかに明かりのともった幻想的な夜の教会。



そろそろ体が冷えてきたので、バーで一杯。


     
     

ホテルのスタッフの女性が、夜の片付けがてらバーテンダーさんに。
とても笑顔が素敵な人たち。
その中でお願いしたのは、ボウモアの16年。



誰もいないバーで、独りしみじみと飲んだ。
馥郁とした香りの向こうに、さきほど海で体験した潮風とピートの煙が広がる。
ひょっとして、すごく贅沢な時間のなかにいるんだろなぁ。
モルトに手を合わせ、また一口。感謝。


  

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2007年04月05日

夜のボウモア蒸留所

夜のボウモア、22時。(日本時間で朝の6:00)
日も沈み、いつの間にか雨もやんでいた。
ハーバーインは、その名前のとおり港のすぐ脇に建っている。
惹かれるように、誰もいない夜の港へ。

 ←クリックして下さい。

蒸留所は、特別ライトアップをされているわけではなかったが、数箇所の明かりが幻想的に光る。
堤防の縁に登り、てくてくと先へ歩いていく。遠く見える明かりは、ポートシャーロットの街。

寒い。夜ともなると気温は下がり、風も強く冬の寒さ。
シャッターを切る指が凍える。



(※できれば、部屋を暗くして見て頂けると、雰囲気がお伝えできると思います。)


低いゴーという、おそらくボイラーの音が、波音の向こうから聞こえてくる。
そして、かすかにピートを焚く香りが・・・。


不思議な時間が過ぎていく。
  

Posted by つきくま at 21:46Comments(2)TrackBack(0)