ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

2008年05月07日

カイル・オブ・ロハルシュ 3

別れの挨拶をして、いざスカイ島へ向けて出発!
と行きたいところですが、カイル・オブ・ロハルシュに行ったらば、ぜひ立ち寄ったほうがよいとメイビスさんが言う土地へ。
その名は「クロップトン」という聞きなれない土地です。
道をご主人に聞いたところ、「この前の道をずっとまっすぐさ。あそこは最高の場所だよ!」と教えてくれます。

なんかワクワクしてしまいます。
握手をして、宿をあとにします。
(結局奥さんとは、話ができませんでした。)



車に乗り込む前に、ぐるっと一周。
どうやら鹿の被害は、フロントのフォグラプ、右フェンダーへこみ、ドアミラー脱落のようです。
遠くからパッと見では気づきませんが、借り物の車です。写真以上に私の落ち込みは「・・・」です。

でも、天気は最高!今日もロングドライブ!元気で行くぞ。



The Piper's Lodge Bed & Breakfast
 ( Kyle of Lochalsh, Highlands )
Main St, Kyle of Lochalsh IV40 8BY
Tel No 01599 534000

(※08/5/5現在でネット情報を探したところ、現在も宿をされているかどうか確認できませんでした。)  

Posted by つきくま at 02:41Comments(2)

2008年05月05日

カイル・オブ・ロハルシュ2 バグパイプ・ハウス

天気は、これでもかという快晴。
霧が多いことで有名なスカイ島。すこし覚悟はしていましたが、これ以上ない天気。



バグパイプ・ハウスの部屋は、明るいカントリー調。アットホームな雰囲気。
ベッドはキングサイズで、一人旅の身には寂しいほど広くて快適。律儀に半だけ使って寝ました(笑)



朝食は、ビュッフェスタイルなので、軽く済ますことに。
ご主人が、「スコッチ風おかゆ食べる?うちの奥さんは嫌いなんだけど、試してみるかい?」と笑顔で言うので、試してみました。

大麦をホットミルクでふやかしたような、ほのかに甘味のする料理。シンプルな料理で、自分はアリ。でもこのグチュグチュ感が女性が苦手?なのもわかる。

ご主人は、バグパイプの名手です。そして、アイラ島でお世話になった、ムンノさんご夫妻の息子さんの先生。本当は生演奏が聞きたかったのですが、朝早くて他のお客さんが寝ていたので、楽器だけ見させてもらいました。



素晴らしい民族楽器。実物の存在感に感動しました。とてもしっかりとした造りです。彫刻も細やかでした。
聞いたところ、100年以上前に作られた逸品とのこと。ちょっとだけ音を鳴らしてもらいましたが、体全体が震えるような、とてもいい響きでした。
私もちょっと持たせてもらいました。

  

Posted by つきくま at 08:40Comments(4)

2008年05月04日

カイル・オブ・ロハルシュ

ドナン城をあとにして、今夜泊まる宿「バグパイプ・ハウス」を目指します。メイビスさんにもらった地図では、カイル・オブ・ロハルシュの中心にある交差点を右に曲がって、すぐのところ。

でも、初めての地で、手書きの地図を頼りに家を探すのは、とっても不安です。
もちろんコンビニもありませんから。「この道かな?」と入っていくと、バグパイプの看板が見えました。私のために明かりを点けて待っていてくれたのです。23:40到着。

まだ若いご夫婦で切り盛りされているB&B。まず、遅くなってしまったことをお詫びしました。ご主人は、優しそうな人。一方、奥さんは、だいぶ疲れているようでした。

部屋に案内されて、すぐお風呂へ。さすがに今日は疲れました~。
明日はスカイ島。どんな景色が待っているのでしょうか?
ワクワクしながらベッドに入りました

  

Posted by つきくま at 19:18Comments(0)

2008年05月03日

ドナン城に到着。年に1度のライトアップ。

22:30 ドナン城にやっと到着~。異国で初めての夜ドライブ。しかも鹿との遭遇。どっと疲れが出ます。

ドナン城の駐車場は、新聞のトップページに載っていたので、もっと混み合って大変なことになっていると思っていましたが、それほどでもないみたい。道路わきにサクッと駐車できました。気温は低くて3度!寒くて息が白くなります。

ガイドブックでドナン城は見ていましたが、実際に見るドナン城は、暗くてよくわかりません。
すでに、カラフルな光?と絵?で照らされています。



私は、てっきりレインボーブリッジのように、お城そのものを美しくライトアップするだけと思って期待していました。
でもこのイベントは、お城をキャンパスにして、サーチライトでスライドに光を当てて画像を映しています。



私の感想は・・・ビミョー。ちょっと複雑。お世辞にも「美しい」とは言えないような・・・。
(旅から帰ってきて写真を見ると、それなりに面白いのですが・・・笑)



5分ぐらいの間隔で、次の照明に変わっていきます。
ちょっと「違和感」を感じる映像パフォーマンスをしばし鑑賞。音楽はありません。



夜遅いのですが、家族連れもたくさん。ちょっとした冬の花火大会の雰囲気です。
気に入った画像になると、「ラブリーheart01」を連発。
「これが、なぜラブリーなんだ?」と思いつつ、皆にあわせて「ラブリー」などと言ってしまいます。

不思議な時間が過ぎていきます。10枚ぐらいの画像をローテーションしているようでした。



ドナン城は、かのジャコバイト軍の反乱でイングランド軍に破壊され、1719年以降は廃城となっています。
この歴史からか、イングランドの国旗が写されると、ものすごいブーイングが巻き起こりました。
全員で、なにかに怒りを発している異様な雰囲気。花火大会が、一転してサッカー場?のようです。

そして・・・イングランドの国旗が逃げるように城から去り・・・スコットランドの国旗が映し出されると、あたり一面すごい歓声となりました。



民族の歴史が、今なお息づいているんだなぁと実感しました。

画像のローテーションが初めになったので、私はドナン城を後にすることにしました。
やっぱり来てよかった!!  

Posted by つきくま at 12:40Comments(4)

2008年04月25日

キッチンにて

スコットランドの思い出を・・・と言うわけでもないのですが、寝る前にキッチンに行って「何を飲もうかなぁ~」と考えていました。
結論は、空いてるボトルを「一口ずつ楽しもう!」ということに。



そのまま座布団をひいて、一本ずつグラスにちょっと注いで至福の時間。
左から、ハイランドパーク・バイセンテナリー1977、ロングロー10年(1990)、
シングルトン・パティキュラー、スプリングバンク21年(トール)
ハイランドパーク・マーチャンズカスク1977(蒸留所限定)
リンリスゴー・カスク、マッカラン・グランレゼルバ1980
グレンファークラス1973シェリーカスク(ハイランダー・イン) 

合間に北海道のホワイトアスパラをマヨネーズで食べて。
全然雰囲気無いんですけれど、プチ・スコットランド旅行でした。  

Posted by つきくま at 00:24Comments(5)

2008年04月22日

スコットランドで鹿を轢く。



荒涼とした大地にも、ところどころ森があります。
森の中は、すでに暗くてライトの光だけが頼りになります。

その時、勢いよく真っ黒い影が道の脇から飛び出てきました!
はじめ、真っ黒い原付?(笑)が道路わきから飛び出てきたと思いました。

「バ、カー~!」(鹿なのに「馬鹿」と言ったことに、あとになって一人で苦笑)

大声で叫び、瞬間ハンドルを切りましたが間に合わず「ボカンッ!!」っと大きな音。
車の右側に黒い物体はぶつかり、あっという間に後方へ。
でも、ぶつかった瞬間に目が合いました。大きな黒い目!鹿!!

急ブレーキで車を止めて、呼吸を整えてから車を降ります。まわりはやっと何か見える程の暗闇。
鹿は、私の70メートルぐらい後方でふら付きながらウロウロし、うずくまりました。

私は、なぜかすぐに近づけません。少し近づいては立ち止まります。
ビビッて少し後ずさりして、立ち尽くしてしまいます。時々鹿が動いています。

相手は手負いの野生動物。
やはり危険だと思い、近づくのをやめます。鹿は、まだ立ち上がりません。

ふと車を見ると、ドラミラーがブラブラしています。コードだけで繋がっています。
暗いのでよくわかりませんが、車の損害はそれだけのようでした。
大丈夫かなぁ。ドラミラーだけで済んだのかな?まずいなぁ。

このまま立ち去ってよいのか?どこかに連絡したほうが良いのか?
日本なら動物病院?スコットランドだと?レンタカー会社?
でもきっと英語が通じない・・・。とほほ。

しばらくして、心残りのまま、その場を後にしました。
さいわいに車は故障はしていないようです。

祈ることは、後続車が来ないうちに、鹿が立ち去ってくれることだけです。
運転して少し落ち着いてきましたが、もし正面からぶつかっていたら・・・。
これが鹿でなくて、人だったら・・・。だんだん怖くなってきます。

スコットランドの空を眺めながら、能天気にハーツ・レンタカーに乗って旅をしていた自分。
蒸留所でウィスキー飲んで、そのまま「幸せだなぁ」と飲酒運転していた自分。

万が一のときに責任を持って対応できたかい?
目的地まであと少し。でもハンドルを握る気持ちが重くなりました。  

Posted by つきくま at 01:51Comments(6)

2008年04月21日

ハイランドは日が暮れて

A82からA87へ入ると、いよいよ黄昏時に。


エイリーン・ドナン城まで残り100キロをきったかな?というところで、とうとうライトが必要になってきました。
夕暮れが終わり、ながいながい青い時間。
道は広くて、アベレージも100キロぐらいをキープできます。
青く照らされた岩肌と荒涼とした風景が広がりだしました。



対向車もほとんどなく、ガードレールもなく、誰もいないどこまでも続く道。
少し心細くなって、音楽をケツメイシにして歌いながら運転していた時、それは突然起きました。  

Posted by つきくま at 06:27Comments(2)

2008年04月20日

スコットランドの標識 ~その1~

スコットランドの交通標識は、基本的に日本と変わりません。
今回ご紹介する標識も、見た瞬間ドライバーに何を知らせているか、一目瞭然です。



ですが初めて訪れる土地では、その危険がどれぐらいの頻度で起こるのか?
絵のように、鹿と思っていたら「大きなトナカイ」みたいのが出てくるのか!?
しかも元気よく駆け出してくるのか!?さえ想像できません。

「へぇ~『鹿に注意!』って標識がスコットランドにもあるんだ~。やっぱり自然が豊かだなぁ~。」

まさかねぇ。スコットランドで鹿とご対面することになるなんて。
すんごい出費が待っているなんて・・・。

ケルトミュージックを心地よく聴きながら、カイル・オブ・ロハルシュを目指している自分は、そんなこと考えもしませんでした(笑)



  

Posted by つきくま at 14:28Comments(2)

2008年04月16日

ベンネヴィス蒸留所

いよいよ黄昏時になって来ました。
フォートウィリアムを無事通過。当初ここに宿泊の予定でした。
スコットランド最高峰のベンネヴィス山(1,344メートル)の麓にある美しい街。観光地として開けていて、実際の感想は箱根のような印象。観光バスも多く、団体観光旅行にも対応しているようです。スコットランドらしさを多能できるのはもちろんのこと、スコットランドンの人々が休暇に来る場所、そんな印象を受けました。

(ケナクレイグからの距離的にも丁度良く、やっぱりここで宿にすればよかったなぁと後で思いました。)


夕日を浴びるベンネヴィス山。

赤く染まった岩肌は、実際の標高以上の険しさを感じます。
右手にベンネヴィス山を眺めながらフォートウィリアムの街を抜けると、「あれ!」と急停車。
ベンネヴィス蒸留所の横でした。まさかA85沿いにひょっこりあるとは。もちろん時間が遅くてクローズ。
しかし、ベンネヴィス山を背景に佇む蒸留所は、言葉にならない美しさでした。


  

Posted by つきくま at 06:50Comments(5)

2008年04月15日

虹を掘る人

スコットランドの歴史を紐解くと、民族の対立という悲しい物語が多くあります。イングランドの侵攻・・・。
その悲劇の舞台となったグレンコーにちょっと寄り道。

もっと秘境かと思っていましたが、とても観光地化していました。
もう時間が遅いので人の気配も無く、時間もないので先を急ぐことにしました。

急なにわか雨。その雲の合間から、傾いた夕日が照らします。
その時、すぐそこに現れたのは・・・大きな虹でした。



うにゃーっと、すぐそこから立ち昇っています。日本では考えられない鮮やかさ。
しばし呆然。ふと出た独り言は 『掘れそう!』

私の大好きなDVDに、「ファンタスマゴリア」という「おとぎ話」があります。
その中の物語に、「虹から絵の具を作る炭鉱」の話があって・・・。
不思議な世界にいるような錯覚をしてしまいました。

しばらく車を走らせると、再び大きな虹が。今度は大きくて綺麗なアーチ状をしています。
あまりにも大きすぎて、というより下から見上げて虹を見るような感じです。
カメラのフレームに収まりません(笑)



スコットランドの虹は、すごい。
  

Posted by つきくま at 00:33Comments(8)